この記事を見ている人の中には、
「農協に勤めているけど、ずっと辞めることを考えている」
「ノルマがきつくて、他の仕事に転職したい」
といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
農協を辞めたいけど、退職者が多くて人手不足だし「辞める」と言い出せないんです。それで退職代行の利用を考えているのですが、本当に辞められるのか心配で…。
結論から言うと、退職代行で農協を辞めることは可能です。辞めることは働く人の権利なので、辞めることに罪悪感を持つ必要もありませんよ。
今回は退職代行で農協を辞めたい人に向けて、
- そもそも退職代行サービスとは?
- 農協職員も退職代行で会社を辞められる
- 農協職員におすすめの退職代行サービス
このような内容の記事をお届けします。
農協で働いている人、実際に農協を辞めた人のリアルな声もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも退職代行サービスとは?
退職代行サービスとは、依頼者の代わりに退職の手続きをしてくれるサービスのこと。
「ブラック企業で働いていて、とても辞められそうな状況ではない」
「退職届を出したのに、受け入れてもらえない」
このような方がよく利用しています。
退職するとなると、上司に話をするのに勇気がいったり、手続きも何かと面倒ですが、退職代行サービスを使えば自分で会社に連絡する必要もないですし、一切出社せずに退職できます。
最近は弁護士や労働組合が運営する、会社と交渉ができるサービスも増えていて、ブラック企業でも確実に辞められると評判です。
農協職員も退職代行で会社を辞められる
農協職員も退職代行で仕事を辞めることは可能です。
ただし正社員かアルバイトかなど雇用形態によって違いがあるので、自分がどのような形態で雇用されているのかあらかじめ確認しておきましょう。
自分が無期雇用か有期雇用かチェックしておこう
農協で働く人は、正社員もいれば契約社員、パート・アルバイトなど様々です。
正社員など雇用期間が決まっていない無期雇用であれば、法律上退職の申し出をしてから2週間以上が経過すれば「いつでも」辞めて良いことになっています。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
民法第627条① 項当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
(引用元:e-GPV法令検索 )
就業規則では1ヶ月以上となっているのですが…。
就業規則では数ヶ月前までに退職を申し出ると決まっていても、法律の方が優先されるため、退職を申し出て2週間以上経過すれば「いつでも」退職できます。
ただし、契約期間の決まっている契約社員やパート・アルバイトなど有期雇用の場合は、正社員とは少し条件が違います。
有期雇用の場合は、基本的に契約期間中の退職は認められていません。
有期雇用だと契約期間中は辞められないんですね。
そうなんですが、抜け道はあります。
有期雇用の人でも、以下のような場合は退職が認められます。
- 1年以上勤務している
- やむを得ない理由がある
労働基準法には、1年を超える契約をしていて、1年以上働いた場合は「いつでも」退職できると書かれています。
労働基準法137条 期間の定めのある労働契約(一定の事業の完了に必要な期間を定めるものを除き、その期間が一年を超えるものに限る。)を締結した労働者(第十四条第一項各号に規定する労働者を除く。)は、労働基準法の一部を改正する法律(平成十五年法律第百四号)附則第三条に規定する措置が講じられるまでの間、民法第六百二十八条の規定にかかわらず、当該労働契約の期間の初日から一年を経過した日以後においては、その使用者に申し出ることにより、いつでも退職することができる。
<引用元:電子政府の総合窓口 e-Gov>
つまり正社員や無期雇用派遣と同様、退職日の2週間前までに申し出れば退職可能です。
やむを得ない理由としては、以下のようなものが挙げられます。
・病気やケガが原因で働けなくなった ・労働条件に相違があった ・家族の介護が必要になった ・パワハラやセクハラ
上記のような理由があれば、契約期間中も退職が認められます。
農協はブラック?その3つの理由
農協はブラックだという声をよく見かけます。
新卒で地元の農協の求人に応募したという人の中には、仕事が安定していてラクそうというイメージを持っていたけれど、実際に入ってみて、それが間違いだったと気付いたという人も多くいるようです。
ブラックだと言われる理由はいくつかありますが、
- ノルマ(推進)がきつい
- 給料が安い
- 転勤や異動が多い
このような点が嫌だ、辛いと感じる人が多いようです。
農協を辞めたいという人であれば、心当たりがあるのではないでしょうか?
ノルマ(推進)がきつい
「農協を辞めたい」「ブラックだ」という人の多くは、課せられるノルマのきつさを理由に挙げています。
ちなみに、農協ではノルマのことを”推進”と呼びます。農協のノルマは地域ごとに変わりますが、具体的には次のようなノルマがあるようです。
【農協のノルマ(推進)の種類】
・共済(生命、医療、建物、車) ・貯金(定期、積金) ・雑誌(家の光、ちゃぐりん、地上) ・ジュース(ジューシー、お茶など) ・資材(家電、農業資材)
ノルマを達成できない場合は、昇進や昇給、ボーナスに影響してきます。
そして、達成できなかった場合は自分で購入(自爆営業)することに…。
ノルマ(推進)の商品は、比較的高齢者がターゲットなものが多く、新規顧客の獲得に苦戦する職員が多く、ほとんどの人は自爆営業しているという現実があるようです。
「農協を辞めた」「辞めたい」というツイートを見てみても、ノルマ(推進)のキツさを退職の理由として挙げる人が多かったですね。
ノルマに苦しめられている農協職員は少なくないようですね。過剰なノルマはブラック企業の特徴とも言えます。
給料が安い
農協職員の年収は、地域により多少違いはありますが、おおむね「年齢×10万円」と言われています。
30歳の場合
30歳×10万円=年収300万円
40歳の場合
40歳×10万円=年収400万円
全国の平均年収は30代で約400万円、40代で約500万ですから、それに比べると農協の年収は低い方だと言えるでしょう。
(参考:doda)
給料が安く、その上自爆営業までと考えると、手元に残るお金はわずか。生活が圧迫されてしまう職員も少なくないでしょう。
同年代の友人と給与の額を比べて愕然とした、という人もいるようです。
これでは、なんのために仕事をしているか分からなくなってしまいますね。農協を辞めたくなる理由もよくわかります。
転勤や異動が多い
農協は、あまり知られてはいませんが、転勤や異動が多い職場でもあります。
農協職員が携わる業務は次のとおり。
- 営農指導
- 農産物の販売
- 農作業器具や肥料などの販売
- 金融事業
- 共済事業
- スーパー
- ガソリンスタンド
- 葬祭
非常に幅が広く、例えば「ガソリンスタンドから共済」「金融事業から営農指導」という全く畑の違う業種への異動も当たり前のように行われています。
また農協は部署ごとに労働環境やストレスにかなりの差があるので、ノルマがきつい部署や、残業の多い部署に異動を命じられて辞める人も多いようです。
未経験かつ苦手な分野の仕事でノルマも厳しい、収入も少ないとなると、確かに辛いですよね。
いろいろ経験できてスキルアップにつながるという感じでもなく、主な顧客である農家は殆どが高齢者であることから、先が見えない、将来性が見込めないという不安を感じている人もいるようです。
農協職員のリアルな声
Twitterを見てみると、農協を辞めたいという呟きをたくさん見つけました。
みなさんかなり不満が募っているようですね。労働時間が長い、休みが取りづらいという意見も多く見られました。
農協側の体制が変わらなければ、退職を望む人が減ることはないのかもしれません。
農協を辞めた人は後悔していない?転職した人の声
農協を辞めた人は、退職したことをどう思っているのか調べてみました。
やはり「ノルマがキツかった」という声が多いですね。そして、農協を辞めて良かったという声がほとんどでした。
ノルマから解放されると考えるだけでも、ストレスがだいぶ減りそうです。
農協は退職者が多いので、人手不足で「自分が辞めることで迷惑をかけてしまう」という理由で辞められない人も多いようですが、人手が足りないのはあくまで運営側の問題です。人員不足は一職員が気にすることではなく、辞めたら悪いなどと我慢する必要はありません。
ずるずる嫌な環境に居続けて辛い気持ちで毎日を過ごすより、退職代行ですっぱり辞めて次のステップに進みましょう!
退職代行サービスを利用するメリット
退職代行は、もちろん全ての人にとって必要なサービスではありません。
すんなり退職を認めてくれるような職場であれば、わざわざお金を払って辞める必要はないですよね。
退職代行を利用する人の多くは、ブラック企業で働く人たち。辞めたくても辞められない、辞めさせてもらえないという人にとっては、退職代行サービスはその問題を解決してくれる救世主的な存在です。
退職代行を使うことで得られるメリットは、大きく次のとおり。
- 退職に関する嫌なことを回避できる
- 普通に辞めるよりも退職までがスピーディー
- サービスによっては転職サポートを受けられる
それぞれについて説明しますね。
退職に関する嫌なことを回避できる
自力で退職するとなると、退職すると伝えたり、退職日を調整するといった様々な「めんどうなこと」をクリアしていかなくてはなりません。
上司が怖かったり人手不足だったりすると、辞めることを切り出すだけでも、かなりの勇気が必要ですよね。
退職代行サービスを使えば、退職に関する「めんどうなこと」を全て代行してくれるので、退職するハードルがぐっと下がります。
パワハラ上司に自分で退職を申し出るのは、考えるだけで憂鬱だったのですが、その必要がないのは本当にありがたいです。
そうですよね。退職代行で辞める場合は、二度と会社の人と連絡をとる必要もないですし、出社する必要もないので、びっくりするほど簡単に辞められますよ。
普通に辞めるよりも退職までがスピーディー
退職代行を使わず辞める場合は、だいたい会社の就業規則に則って退職手続きを進めることになります。
会社の就業規則に従うとなると、最低1ヶ月以上前には退職を申し出ることになりますが、強い引き止めにあったり、人間関係が気まずくなったり、退職を切り出す勇気が持てずに時間だけが過ぎてしまうケースも少なくありません。
退職すると言い出せずに、ずるずる先延ばしをしてしまっています。
辞めづらい状況だと、退職するとは言い出しにくいですよね。
その点退職代行であれば、退職に関する全ての手続きを代わりにやってくれるので、精神的にも非常にラクですよ。
それなら退職できそうです!
退職代行であれば退職に関する手続きは全て代わりにやってくれますし、申し込みをした翌日から有給を使って過ごし、二度と出社せずに退職することも可能です。
また、ふつうに退職する場合は、「退職する」と伝えた後1ヶ月以上も働かなければならないので気まずさもありますが、退職代行であればそういった煩わしさもありません。
サービスによっては転職サポートを受けられる
農協で働き続けながらハローワークで求人情報を探したり面接を受けたりするのは、時間的にも精神的にも難しいでしょう。
退職代行サービスの中には、無料で転職をサポートしてくれるところも存在します。
なので、退職手続きと転職活動を並行して進めていくことも可能です。
有給消化をしている間に次の仕事が決まれば、万々歳ですね!
ブラックな環境で消耗するよりも、すっぱり辞めて新天地に向けて歩み出しましょう。
農協職員におすすめの退職代行サービス
退職代行の業界は年々業者の数が増えており、現在は100を超えるサービスが存在しています。
中には非弁行為をしているところもあり、トラブルになるケースもありますので、どこのサービスを選ぶかというのは非常に重要です。
また、退職代行には大きく分けて「一般業者」「労働組合」「弁護士」の3つの種類があり、対応できる業務内容が異なるため、必ずニーズに合わせて選ぶようにしましょう。
特徴については次の一覧のとおり。
退職の申し出(申請) | 会社との交渉 | 裁判の対応 | |
弁護士 | ○ | ○ | ○ |
労働組合 | ○ | ○ | × |
一般業社 | ○ | × | × |
「何も交渉することがない」というのなら、一般業社でも問題ありません。
しかし、下記のようなことをお願いしたい場合は、弁護士か労働組合に依頼しましょう。
- 有給消化してもらえるよう交渉してほしい
- 未払いの残業代を請求したい
- 退職日の調整をしたい
ちなみに交渉に関しては労働組合でも対応できますが、損害賠償の対応ができるのは弁護士のみです。
どんなことをお願いしたいのか、依頼前に考えておくとサービス選びがしやすいですよ。
農協の場合は、ノルマのこともありますし、退職に関して交渉が必要になる可能性が高いと思われるので、一般業者以外の交渉可能な退職代行サービスを選ぶことをおすすめします。
最後に農協職員におすすめの退職代行サービスをご紹介しておきますね。
男の退職代行【当サイト満足度No. 1】
男の退職代行の特徴
- 男性専門の退職代行サービス
- 労働組合なので団体交渉が可能
- 全額返金保証あり
- 就職が決まれば最大5万円のお祝い金あり
- 安心の創業16年
退職代行サービス名 | 男の退職代行 |
利用料金 | 26,800円 |
総合評価 | |
確実性 | |
サポート満足度 | |
スピード満足度 | |
料金満足度 |
料金(社員) | ¥26,800 | 料金(アルバイト) | ¥19,800 |
---|---|---|---|
対応可能時間 | 24時間対応 ※有人対応は平日土日営業時間内 | 支払方法 | 銀行振込 クレジットカード コンビニ決済 ペイパル 楽天ペイ キャリア決済 |
追加料金 | なし | 相談方法 | Line メールフォーム |
全額返金保証 | 〇あり | 相談回数の制限 | 無制限 |
弁護士による代行 | ×なし ※弁護士監修はされている | 労働組合による代行 | 〇あり |
転職・再就職支援 | 〇あり 総合転職エージェントと提携。 | 転職祝金 | 〇あり 最大5万円(条件有) |
退職代行実績 | 3,500件以上 | 運営会社 | 退職代行toNEXTユニオン(ネクストユニオン) |
男の退職代行は、その名のとおり男性専門の退職代行サービス。職場の人や家族に相談しづらい男性の悩みも理解しサポートします。
労働組合が運営しているので、交渉ができるのも大きな強みですね。「有給を消化して辞めたい」という望みもしっかり叶えてくれますよ。
退職代行の相場は30,000円程度ですが、男の退職代行は26,800円とリーズナブル。経済的な負担を抑えられるのも大きな魅力です。
転職サポートも充実しており、紹介した転職エージェント経由で就職が決まれば、最大5万円のお祝い金をゲットするチャンスも!
転職に成功してお祝い金が入れば、実質0円で退職代行を利用できることになります。
え、無料?!それはすごい!
男の退職代行は男性専門のサービスですが、女性の方には女性専門のわたしNEXTがおすすめです。
運営元が同じなので男の退職代行と同じ条件で利用できます。
退職代行を利用するとなると、不安もあると思いますが、女性が利用しやすい雰囲気で気軽に相談できるサービスです。
農協を辞めたいなら、退職代行に相談しよう
農協はノルマがきつかったり、異業種への異動が当たり前だったり、給料が安いといったデメリットがある為転職を望む人がたくさんいます。
退職者が多いため「辞めづらい」と感じている人も多いと思いますが、大切なのは、今後のあなたの人生です。最近は退職代行サービスもあるので、本気で辞めたいと思ったら、活用して早く次のステップに進みましょう!
今回ご紹介した男の退職代行は、24時間365日LINEでも無料相談を受け付けていますので、気になる方はぜひ気軽に相談してみてくださいね。