労働組合が運営する「退職代行インターユニオン」の評判や特徴をご紹介します。
今回は、数ある退職代行の中から「退職代行インターユニオン」に注目し、特徴や評判、メリット・デメリットを解説します。
これから退職代行サービスの利用を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
退職代行インターユニオンのサービス特徴
- 労働組合のサービス
- 母体となる会社が人事のエキスパート
サービス運営会社名 | インターユニオン |
公式サイト | こちら |
退職代行の運営期間 | 2019年から |
料金 | 初めての利用:20,000円 2回目以降の利用:25,000円 ※追加料金はかかりません。 ※雇用形態は問わない。 ※起業塾の入会金・年会費、ビジネスマッチング等のオプションを利用の際は別途料金がかかります。 |
支払い方法 | ・銀行振込 |
追加料金の有無 | なし |
退職できなかった場合の全額返金保証 | 〇(全額返金保証あり) |
相談回数 | 無制限 |
相談方法 | メールフォーム |
対応可能な日時 | 24時間対応 ※有人対応は平日土日営業時間内 |
弁護士(司法書士)または法律事務所が代行してくれるか | ×(弁護士等による代行なし) |
労働組合が代行してくれるか | ◯(労働組合が代行してくれる) |
転職・再就職支援があるか | ◯(企業セミナーやマッチングコンサルサービス) ※オプション料金の支払いが必要です。 |
労働組合のサービス
退職代行インターユニオンは、労働組合の退職代行サービスです。
団体交渉については、下記を参照。
労働組合は「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、すなわち、労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。労働者が団結し、使用者と団体交渉を行い、ストライキ等の団体行動をする権利は、憲法第28条で保障された基本的な権利です。
<引用:厚生労働省>
一般的な退職代行サービスの場合、会社と交渉をすることはできません。
しかし、労働組合である退職代行インターユニオンは、団体交渉が可能。残業代の請求や退職日の調整、有給消化についての交渉も代理してくれます。
インターユニオンは人事のエキスパート
退職代行インターユニオンの母体の会社は、1994年創業。
退職代行サービスのほかに、日本、アメリカ、ハワイ、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドをメインに留学海外就職などを行う人事のエキスパートです。
入社してからのフォローから、退職に至るまでの相談や手続きなど経験豊富。大使館にエージェントレコードもあります。
テレビや新聞、雑誌などのメディアで取り上げられたことから注目が集まり、世界中にカウンセラーを置き幅広く事業展開していいます。
退職代行インターユニオンを利用するメリット
退職代行インターユニオンを利用するメリットには、次のようなものがあります。
1.会社と交渉ができる
2.24時間相談OK
3.即日退職も可能
4.無制限で相談できる
5.リーズナブルで利用しやすい
会社と交渉ができる
弁護士でも労働組合でもない退職代行業者が、「未払い賃金の交渉」「有給についての交渉」「退職日の調整」といった交渉ごとを、依頼者の代わりに行ってしまうと、非弁行為になってしまいます。
第七十二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
<引用元:電子政府の総合窓口 e-Gov>
先ほどもお伝えしましたが、退職代行インターユニオンは、労働組合が運営する退職代行サービスなので交渉が可能です。
会社と何らかの交渉をしたい場合は、退職代行インターユニオンのような労働組合のサービスか弁護士に依頼しましょう。
24時間対応
退職代行インターユニオンは、24時間365日相談を受け付けています。
相談は公式サイトのメールフォームから簡単にできますよ。
即日退職も可能
メールを確認後、折り返し返信がきます。
入金の確認が取れ次第、即日対応してくれます。早ければ、相談して次の日から出勤せずに退職することも可能です。
無制限で相談できる
退職代行インターユニオンは、「有給消化して辞めたい」「雇用保険や社会保険の手続きについて」など、退職に関するあらゆる相談に無制限で乗ってくれます。
24時間365日、ご都合に合わせてメールでご相談ください。
リーズナブルで利用しやすい
退職代行サービスは、およそ30,000円が相場です。
退職代行インターユニオンは、雇用形態を問わず初めての利用の場合20,000円、2回目以降の利用は25,000円と、リーズナブルな料金設定も魅力のひとつです。
ただし、上記の料金は退職代行のみの料金となります。
オプョンを利用する際は、別途料金が必要です。
「ビジネスサロン利用を含めた起業塾」を利用の際は、入会金・年会費に100,000円。「ウェブサイト作成プレミアムプラン」は、2,800,000円。
「インターユニオングループを介した場合のビジネスマッチング」成功報酬金に500,000円。
企業を考えている人に適したサービスが揃っているようです。ぜひ、ご自分のニーズに合わせてサービスをお選びください。
退職代行インターユニオンを利用するデメリット
どのようなサービスでも、メリットがあればデメリットもあります。
退職代行インターユニオンを利用するデメリットは、下記のとおり。
1.LINEで相談できない
2.ネット上に口コミが少ない
LINEで相談できない
退職代行インターユニオンは、相談方法が少ないのがデメリットと言えるでしょう。
申し込み、相談方法はメールのみです。LINEや電話で相談したい人にとっては、不便に感じられるかもしれませんね。
ネット上に口コミが少ない
LINEで相談できないことの他にデメリットを挙げるとすると、ネット上やSNSに口コミ件数が少ないということが挙げられます。
退職代行インターユニオンは、2019年にスタートした比較的新しいサービスということもあってか、口コミが探し出せませんでした。
ただし、ネガティブな口コミが見当たらないのは安心感に繋がりますね。労働組合が運営する退職代行サービスでもあるので、心配は必要なさそうです。
退職代行インターユニオンの評判・口コミ
残念ながらネット上やSNSで退職代行インターユニオンの評判・口コミは発見できませんでした。
代わりに退職代行インターユニオンの公式サイトに掲載されていた実例を2つご紹介します。
Aさんのケース 大手コンビニ店長
24時間営業の大手コンビニ店長。給料安いのに残業代出ない。8時に出勤、16時を過ぎたころ店に連絡があり「夕勤バイトが突然休みたいって言っている、悪いけど22時まで残ってもらえる?」。タイムカードを押してから手伝うことにした。ある日、釣銭5千円程合わないとオーナーが騒ぎ出し、店内バイトを招集、バックヤードに並ばせた。オーナーは機嫌を損ね「レジ合うまで帰らせないから」「店長の監督がなってない、君の評価は下がった」「ニンニク臭い」だの日ごろのストレスをこの際ぶつけてきた。(この日再集計して、結局差額は+22円だった。)基本合わなけば差額を弁償という決まり。そして、オーナーは、バックヤードとウォークインに「次回からジュース缶をへこませたら買取になります」と書いた紙を貼りだした。店長は店の売上げ協力のため、お弁当など期限が切れるいわば売れ残る寸前に「暗黙の了解」として買い取る。「廃棄を食べていいとオーナーは言ってたけど、そんなことしてたら売り上げ上がってかないと思われてしまいます。」こんな安月給で、これ以上やってられないと相談。駐車場に長時間停めた車を出庫できないようにタイヤにカギをかけ、貼り紙を貼ったことでお客さんと揉めたことがやめる決め手になった様子。急な退職でオーナーの不満が爆発し、給料日当日未払いとなったケースです。(オーナー宛への度重なる書類送付を無視され続け、本部に直訴。後日全額支払って貰いました。写真は再現イメージです。)
退職代行インターユニオンより
Lさんのケース 外車販売業
入社前の面接のときはとても人当りのいい感じの社長で、ここで働きたいとぜひ志願しましたが、いざ働きはじめるととても癖のある人でした。大きな商談が決まると社長が大酒を飲んで、出社しなくなるのです。終業後私も飲みに誘われるのですが、梯子をして終電がなくなっても飲み歩くのです。酒乱なのでしょうか、飲食店の人に当たって出入り禁止になったりすることもしばしばあります。働いて1か月を過ぎるころ、当社で働く条件として「社長の信仰している宗教に入信」が必要だと言われました。入信の際の入会金は「神棚」購入費として7万円です。しかし、この会社はとても高給な上、やりたかった仕事でしたし、まあ信じなければいいやという気持ちでしようがなく入信しました。毎週金曜日には集会に参加する決まりがあり、会社全体が早く終業し、社長が従業員と共に宗教施設に向かいます。そんなある日、飲んだくれた社長が詐欺に会った。酒場で他人から儲け話しを持ち掛けられ、大金を騙し取られたと上司から告げられました。そのころから給料が遅れ出したのです。会社には広告代理店などから支払いが遅れていると督促の電話が入りだしました。社長と連絡がなかなか取れないということが続き、精神状態も不安定になり、辞職と給料遅配についての相談がありました。(時間を要しましたが支払って貰いました。)
退職代行インターユニオンより
【結論】退職代行インターユニオンが向いている人
・会社と交渉してほしい人
・違法性のないサービスを選びたい人
・リーズナブルなサービスを利用したい人
退職代行インターユニオンの最大の特徴は、労働組合の退職代行サービスというところでしょう。
弁護士に依頼するとなると、50,000円以上の費用がかかることも珍しくありません。一方で、労働組合の退職代行サービスは、弁護士と比べて安価なのが特徴です。
雇用形態を問わず、初めての利用の場合20,000円、2回目以降の利用は25,000円とリーズナブル。
なるべくコストを抑えてサービスを利用したい人に、退職代行インターユニオンは大変おすすめです。
まとめ
最後にもう一度、あおぞら退職代行が合っている人をまとめておきます。
・会社と交渉してほしい人
・違法性のないサービスを選びたい人
・リーズナブルなサービスを利用したい人
いくつか当てはまるなら、
とりあえず無料相談を受けてみましょう。退職代行インターユニオンの公式サイトから、メールフォームで簡単に問い合わせ可能です。